誰もがさぼれるだけさぼり、もらえるだけもらう。人の欲とはそういうもの。
「誰もがその能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」という理想を掲げた旧ソヴィエト連邦の実験は惨めな失敗に終わった(ユヴァル・ノア・ハラリ・サピエンス全史)。
昔は獲物や収穫物を村の皆で分け合って暮らしていた。
そういうしくみ(社会主義)が良いのは最初だけ。
組織づくりが完成するとトップ争いと組織依存(分け前要求とさぼり)という欲が生まれる(さいとうたかを・鬼平流)。
そういう欲(本音)を「建て前(フィクション)」がコントロールする。