そこで、嫉妬心はきつね色に程よく焼かねば(妬かねば)ならない(松下幸之助)。
すなわち、狐色に妬くと、かえって人間の情は高まり、人間生活は非常に和らいでくると思うのであります。
お釈迦様も言っておられるのですが、嫉妬は宇宙根源の力によって人間に与えられた法則であります。
そこでこの法則をどう扱うか。取り除く事はできません。
人はすべての事柄に対して、妬む、嫉む、羨む。
きつね色(やる気に直結したコンプレックス)に切り替えるしかない。
他人も私に、何かで嫉妬している。
お互いさま。(仏和辞典によれば羨望も嫉妬である)(谷沢永一「嫉妬の正体」ビジネス社)