わしらの方(マシュウとマリラ)であの子(間違って孤児院から送られてきたアン)になにか役にたつかもしれんよ。

年とったマシュウとマリラは力仕事を手伝ってくれる(孤児の)少年を引き取ろうとする。

間違って送られてきた少女を品物のように送り返すことに対して「自分が何かを殺す手伝いでもするようないやな気持ち(罪のない小さな生き物を殺さなくてはならないときとおなじ心持ち)」になったマシュウは発想を転換する。

自分のためではなく、相手のために行動を起こす。

そのことに自分が幸福を感じる(100分de名著「モンゴメリ赤毛のアン」茂木健一郎)

来るもの拒まず。

去るもの追わず(追い出すのではない。それは人として恥ずかしい)。

頼ってこられたら親身になってお手伝いする。時間的にタイトであれば60点の仕事しかできないことは先に伝えよ。