正解は一つとは限らない。正解がわからなくても解答を考える(求められる)。
武道では初心者に「こうすればこうなる」「こう来たらこう返す」と教える。
しかし教えすぎると考え方が画一化してしまう。
「どうすればいいのか」は自分で考えていかないといけない。
「正解を知っている(教えてもらった)ので解答できる」能力より「正解がわからないけれど解答できる能力」が大切になる。
「単一の正解がある」と思わせてはいけない。
答はいく通りも考えられる。
いろんなことを言っちゃって混乱させるのはけっこう効率的な指導法だという(内田樹・平尾剛「合気道とラグビーを貫くもの」)。
答えを自分でさがすことで教えてもらったことの意味もわかってくる。