○児玉尚彦述「時間を半分にできる経理の合理化」第2巻レジメより、FPステーション:平成15年2月
★倒産する会社の経営者はみんな人が良すぎます。集金は得意先の支払条件に合わせてあげて、支払いは相手の条件で支払ってあげていたりします。そんなことをすれば資金繰りが悪化するに決まっています。
*交渉べたの人は見積書や納品書の欄外にこちらの集金条件を印刷しておいては如何だろう。例えば「この見積書は、請求・月末締め切り、支払・翌月25日小切手払の条件下で作成したものです」と、こちらの希望を明示してしまう。相手が別の支払い条件を持ち出せば見積条件も変更されることになるから「別の見積書」を持ち出すことができることになる。もっとも、こちらの立場が弱くて相手の言いなりになるしかなければ効果は半減する(書かないよりはいい)。