中村天風述「君に成功を贈る」日本経営合理化協会出版局p89-90より
★痛むのがこの病の特徴でごわす。しかし天風さんのおかげで元気でごわす。
*晩年、喉頭ガンに侵された東郷平八郎元帥が医者から「お痛みですか」と聞かれて笑顔で応えた言葉。喉頭ガンは食べるのはもとより、息一つするのでも痛みを伴うものらしい。中村天風から「この病は痛いのが特徴です。ですから痛いと言っても、言わなくても、生きているかぎりは痛みます」と言われて「痛むのがこの病の特徴でごわすか」と破顔一笑され、その後、亡くなるまで一言も痛いと言われなかったという。